【今日の授業風景】干支を絡めた授業風景〜同じ一白水星なのに、十二支によって吉のランクがある???〜
干支九星では、方位鑑定をするときに、九星と干支を併せ見ていくことが原則になります。
そのため、九星の知識と干支の知識、宮の知識が必要になるのですが…
今日は、「同じ一白水星でも、子と卯と午と酉では、巽宮に行った時の“福の量”が違う。それはどうしてか」
という説明をしました。
私は生徒さんには、一年の吉方位表をお渡ししています。
その表を見ると、同じ方位でも、大吉と中吉と吉に分けてランク付けしてあって、さらに個々人を見ると、大吉方位でも使えず、他の方位ならOK!という事が、ままあります。
それは、十二支の影響…十二支同士の吉凶関係と、ご本人が持つ生年月日の干支の関係から
そのような結果になるのですが…
この授業では、とりあえず「年命干支九星」に主眼を置いて説明しています。
干支九星では、九星の吉凶をあわせた後、干支の吉凶を合わせていく方法があるのですが、
この時に、該当する宮に廻座している干支と、その人が持っている干支の吉凶を判断します。
廻座星や命の星、定位が、刑・冲・破・害などの組み合わせになってたら、
それはもちろん「凶方位」となりますので、行ってはいけません。
これが、九星気学の盲点で、
廻座する干支や、定位があるのを知らないことで、本命殺・的殺を犯してしまったり、
定位との廻座星との相性が悪く、
「せっかく吉方位だと思って行ったのに、悪いことが起きた!」
という結果になってしまうことが、よくあります。
よくある、というのは、九星の組み合わせ上、
どうしても、地支同士が凶になる事は、頻繁に起こるからです。
こうやって、「干支+九星」で、方位を見る習慣があると、
今まで気学で駄目だった原因がよくわかります(-_-;)
「九星気学のように簡単にたくさん吉方位があればいいのにな!」
と思うのですが、
よくよく考えてみたら…そんなに吉方位が沢山あったら、苦労する人も、病気になる人も、
そんなにいませんね(-_-;)
本題に戻りますと、
例えば一白水星には「子・卯・午・酉」がいます。
これらの地支が、廻座星と、定位の地支とどんな関係か、までを細かく見ていくと、
おのずと、一白水星さんが、同じ方位を使っても、干支によって吉凶が出ることが分かります^^
または、動画の中のように、同じ一白水星さんでも、行ってはいけない人が出てきます。
今回は、一白水星の午さんと卯さんが巽宮が吉方位!と言って祐気取りに出かけたりしたら、
午さんは、名声が上がってそれが商売繁盛につながったり、よい縁につながったりするのに対して
卯さんは、逆に、悪い噂が立ったりして、商売の落ち込みや、信用問題に発展して、最悪の場合は立ち行かなくなることが予想されます。
干支を見る、という事は、これくらい吉凶の分かれ道を見ることにつながるんですね^^
確かにちょっと難しい鑑定方法ではありますが、
幸せのため!開運のため!皆さん頑張っています♪
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