令和5年10月方位 『三合法活断』との違いについて

令和5年10月方位 『三合法活断』との違いについて

 

こんにちは^^干支九星鑑定師の朱かねです。

今回は「望月先生の本と、私の吉方位の出し方が若干違うが、どうしてか?」

というご質問をいただきましたので、考察します。

上記の表が、望月先生の吉方位一覧です。

まず、私が出した方位は「艮と坤だけ」ですが、先生の一覧には東二山が含まれています。

これについて…

 

東二山

東は太歳方位であり、

・使う人の生年月日の組み合わせ

・使う用途

によって、吉凶が別れます。よって、私は省きましたが、条件がそろえば、使って大吉となります。

 

艮宮

続いて艮宮です私は子年のみ、使ってもいいけど、吉ではないと判断しましたが、先生の一覧には

・子七赤

・卯七赤

が共に中吉となっています。

これについて…

子命がいくと、月盤廻座星の「丑」と支合します。そのため一つの吉が取れるわけですが、年盤には「午」が廻座し、子とは冲、廻座星同士の午と丑は害ですので、やはり旨みは少ないと思います。ここで、生年月日全ての星と、日盤廻座星がうまく回れば、良い方位となる可能性がありますので、中吉なのだと思います。

また、卯命がここを使うと、丑とも午とも関係性がありません。

ところが、生年月日全ての星と日盤廻座星がうまく回れば、支並びや三合、支合を作れますので、可能性があるとして中吉ということでしょう。

 

 

坤宮

私は子一白命のみ吉とし、あとは使うべきではないとしました。

ところが、先生の一覧には卯一白命も吉とあります。

卯と酉(年盤坤宮)は対冲です。また、卯と辰は害(月盤坤宮)は害です。それなのになぜ?と思いますが、これは辰と酉が支合のため、これらの関係性が解除される、という考えから、卯一白命が吉となっているのだと思います。

 

まとめ

全ては十二支の関係性です^^

気学と違って、良い・悪いの線引きが難しく、ところどころ頭を悩ませます。

私は、ブログでは、厳しめにふるいにかけています。

本当に方位を計算する時は、これに生まれ月と日の干支九星プラス、日盤廻座星を計算して、行けるかどうかを決めます。

この本にあるからといって、無条件に方位を使っても、開運にはなりませんし、場合によっては痛い目に遭います💦

全ての干支九星の組み合わせで、大凶にも大吉にもなるところが、とっても興味深い…干支九星流の方位の出し方です^^