同盤生まれを見るには?〜同盤生まれの特徴と解釈の仕方〜

干支九星において、年月・月日の星が同じことを「同盤生まれ」といいます。
同盤生まれには
・九星が同じ
・地支が同じ
・地支九星が同じ
・干支九星が同じ
などがあります。
同盤生まれだからといって、運が悪いとか、性格に問題があるとか、そういう解釈はありません。
内容をきちんと読んでいくことで、理解しようとするのは、どんな命式でも同じです。
今回は、年月の地支・九星が同じ方の解釈について
ご質問にお答えしています。
同盤生まれの場合2つのプロセスがある
1つ目・・・盤をたてる前、性格などを読む時
2つ目・・・盤を起こしてから、流年法を解釈する時
これがごちゃ混ぜになっていると、読めなくなってしまいます。
また、最初から裏盤で流年盤を起こす人がいますが、これは間違いです。
理由としては
1・違う人になる
2・ありえない盤になる
からです。
その人の命通りに、盤を起こして、該当する箇所をひっくり返す。
望月先生は、最初から裏盤で鑑定されていた記録もありますが、
お弟子さんたちはこのやり方です。
さて、同盤生まれの中でも「年月同盤」と「月日同盤」生まれにも、タイプは分かれるのですが
今回は「年月・地支九星同盤生まれ」です。
寅2・寅2
をどう見るか。です。
単純に、寅・寅→申 地支は申を加算します。
2・2の解釈ですが
年月同盤の時は、まず5を出します。補足として、対冲の九星を添えます。
これらから、性格を読み取ります。
また、流年法の解釈ですが、これも該当の箇所を上記と同じ要領で読み込んで行けばOKです。
地支同盤生まれについては、常に、対冲支が出てきます。これが人生が急変しやすい理由の一つと言えるのではないかと思います。
やたらと同盤の裏盤にこだわる人もいますが、
鑑定をずっとやっていると、裏盤はそんなに重要でないことがわかります。
どれも系線ですからね。