天干の説明

こんにちは^^
干支九星鑑定士の朱かねです。
今日は天干についてお話しします。
この説明の動画はこちら♪
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天干の始まり…♪
天干は10種類あります。
陽の木=甲(きのえ・コウ)
陰の木=乙(きのと・オツ)
陽の火=丙(ひのえ・ヘイ)
陰の火=丁(ひのと・テイ)
陽の土=戊(つちのえ・ボ)
陰の土=己(つちのと・キ)
陽の金=庚(かのえ・カウ)
陰の金=辛(かのと・シン)
陽の水=壬(みずのえ・ジン)
陰の水=癸(みずのと・キ)
天干は最初は日にちを数えるためのものでした
もともと天干は、日にちを数える数詞として成り立ちました。
甲から癸までの10日間をもって「一旬」とし、三回巡る…つまり三旬すると一か月となります。
今でも、一か月を上旬・中旬・下旬と分けますが、その起源はこの「天干」だったわけです。
天干は陰陽五行の「最小単位」
天干は陰と陽、そして五行が組み合わさった記号とも言えます。
読み方には決まりがあり、それぞれの五行の後に、陰なのか陽なのかを表す音をつけます。
陽は「え」で、陰は「と」です。
甲⇒陽の木⇒「木」の「え(陽)」
乙⇒陰の木⇒「木」の「と(陰)」
というように…
陰と陽について、ここでも良いとか悪いではなく「規模の問題」ととらえた方がよさそうです。
但し、干支九星では、このような概念は使いません。
全ての干支の漢字の成り立ちから、その漢字の持つ意味を探り、「事象」として捉えていますので、干支を使うほかの占いとは、違った意味でとっていきます。
天干の事象については後述します。
天干の相性は「吉」しかなくて「干合(かんごう)」という
天干にも十二支のように相性はありますが、吉の関係性しかありません。
それを「干合(かんごう)」と言います。
組み合わせは以下の通りです。
甲―己
乙-庚
丙-辛
丁-壬
戊-癸
この組み合わせになったとき「吉」とみなします。
天干と十二支は陰と陽を分ける組み合わせ
ちなみに、天干にも地支(十二支)にも、陰と陽があります。そして、陽の天干には、陽の十二支、陰の天干には陰の十二支が組み合わさります。
なので、天干の10種類と、十二支の12種類が組み合わさっても120種類にはならず、その半分の60種類となります。