九星の盤のたて方

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九星の盤のたて方
九星の意味を知ったところで、次は盤を立ててみましょう。
なぜ、盤を起てる必要があるのか?ということなのですが、干支九星は、盤上で鑑定する占い方法です。
ですので、3×3の9マスの盤の中に、干支と九星を配置する必要があるのです。
そして、盤上への配置のしかたについて、独特の順番があり、これが干支九星の最初のハードルと言えるかもしれません。
干支と九星を一度に配置しようとすると、混乱してしまいますので、まずは九星の配置から覚えましょう☆
九星と干支の配置の順番は同じものなので、九星の配置(遁甲・飛順ともいう)をしっかりしておけば、干支も自然に配置できます。
盤の基礎知識
九星の盤は、数字が九つありますので、3×3の9マスの盤を使います。
この盤には「定位(後天盤・こうてんばん)」と呼ばれる配置があり、それは五黄土星を真ん中に置いた盤のことです。
五黄土星は「帝王の星」であり、一から九までの数字の真ん中です。五黄土星の盤が「定位」と呼ばれる所以はここにあり、これから、干支九星を学ぶにあたり、常にこの「定位」が占いに影響してきますので、のんびり覚えてください^^
ちなみに、この定位の「五」が位置するマス目を「中宮(ちゅうぐう)」と呼び、ここに入った星が暦に書かれています。
逆に言えば、暦に書かれている星を中宮に置き、そこから続く星を配置していけば、盤が完成する、ということです。
そして、盤は方位も表していますが、地図とは逆で、上が南です。
練習するには一白水星の盤が最適
さて、ここから練習に入りますが、いきなり定位から覚える必要はありません。
中宮の数字が変わっても、飛順の仕方は同じです。つまり、一白水星を中宮に置いた「一白水星の盤」から始めることで、それぞれのマスの順番を覚えることができて便利です。
上記に、一つづつ数字を配置していく様子を書きましたので、これを見ながら練習してみてください。
FacebookにはPDFも付けました。
こちらには右下に小さく飛順の順番が書いてあります。
分からなくなったら、この数字を参考に盤を立ててみてください^^
ちなみに、盤上には「一白水星」とか「二黒土星」など星のフルネームを書く必要はありません。
数字だけでOKです。また、数字は、漢数字でもアラビア数字でも、お好きな方で構いません。
「暗剣殺」とは?

後ほど詳しく説明しますが、暗剣殺とは、占い上もっとも忌み嫌われる「凶殺(きょうさつ)」の一つです。
暗剣殺は五黄土星の向かい側の宮で、すべてにおいて悪いとみなす。と今は覚えておいてください。
せっかく盤の練習をしているので、盤を起てたら、この「暗剣殺」も一緒に書き込みましょう。
盤の外側に“暗”と記してもよいですし“ア”と記しても良いです。
運勢でも、方位でも、易でも、占うときには必ず見る宮ですので、今から暗剣殺をマークする癖をつけておくとよいと思います。
ちなみに、五黄土星が中宮の盤(定位)には、暗剣殺は存在しませんが、それ以外の8つの盤には必ず暗剣殺が存在します。
自分の盤を起ててみましょう
どうでしょう?皆さん、うまく書けましたか?
上の盤をみながら答え合わせをしてみてください^^
もし暦を持っているなら、ご自身の生年月日の九星を調べて、盤を立ててみてください^^
暦がなくても、以下のリンクから、ご自身の星を調べることができます。
アプリ 「ポケット万年暦」もおすすめです。
建てる盤は「年・月・日」の三つです。
ご自分のものが書けたら、練習ついでに、ご家族や友人の盤も立ててみるとよいでしょう。
あとあと、鑑定に使えますから、盤を起てたら、取っておいてください^^