各九星の意味が生まれる理由

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各九星の意味が生まれる理由
こんにちは^^
今回は
「九星の意味が生まれる理由」について、少しお話ししようと思います。
九星のストーリーの回で、菊池さんに
「愚者の旅のよう」とおっしゃっていただきましたが、
本当にその通りです。
また、一白水星から、九紫火星までの九つの星が生まれてから今日まで、長い年月が経ち、
当初、人間の日常になかったものが多数発明されている現代でも、なお、九星が用いられているのは、そのカテゴライズに一定の決まりがあり、そして、その決まりの根拠がはっきりしているために、
「新しい“モノ”をどこに入れたらよいのかが、分かりやすいから。」
という理由があります。
また逆に、そのカテゴライズの理由を知ることで、九星の意味を取りやすくなり、連想ゲームのように、そして、物語を編むように、九星の事象を理解することができるようになります。
今回は、その前半部分として、
◆九星の定位
◆定位と季節と方位
◆一白水星の考察
◆三碧木星の考察
をイメージで載せました。
わかりやすい、四正位(しせいい=東・西・南・北のこと。)から、考察していきます^^
ぜひ、ご自身でも連想して、
「そのものが、どの九星に当てはまるか?」を考えてみてください^^
九星の定位
◆東洋思想では、南が上、北は下で表します。よって、左が東。右が西です。
地図とは逆になりますので、注意します。
◆定位とは=家にたとえて「各九星の実家」と考えると理解しやすいです。
◆それぞれのマス目を「宮(ぐう)」といいます。
◆九星は、規則に従って、各宮を巡りますが、そのことを「廻座する」といいます。
→賃貸に住んでいるイメージです。
◆①②③④のラインの数を、それぞれ足してみましょう。
魔方陣とは
前段の、問題の答えは…
それぞれのラインの数の合計数は…15です^^
どのラインを足しても15になるのが、九星の定位であり、これが「魔方陣」といわれるゆえんです。
※魔方陣とは…
縦列、横列、斜め列…どの列の合計も同じ数になる、数字の配置のこと。
九星と季節と方位
五行思想には、大枠の決まりがあります。
季節 方位 五行 色 季節の中心
冬=北=水=黒=冬至
東=春=木=緑=春分
夏=南=火=赤=夏至
秋=西=金=白=秋分
四隅(しぐう=よすみ)=土=各、季節の変わり目にある「土用」=黄